2009年4月5日日曜日

心響

(YUKI)


 こんばんは!!
 今日は自分のソロの本番でした。
 楽しく演奏させていただいて、また遠方からも聴きにきてくださるかたがいらっしゃって、とてもうれしかったです!!

 自分が歌わせていただける、というこの環境をほんとうにありがたく思いつつ、今日一日のほとんどを過ごしたのですが。今日はどうしても書いておきたいことがあり、本番の話題はこのあたりで一旦締めくくりたいと思います。


 さて、その話題はなにかというと、今日、自分のステージが終わった後、とある高校の吹奏楽部のコンサートでいってきました。毎年この時期に僕が楽しみにしているコンサートです。

 今回はとくに、もちろん毎年感動して、心地よい気持ちで帰るのですが、とっても心が動きました。
 技術的なことなどはさておき、部員のお一人お一人が自分で考えて音楽しているな、と強く感じました。そして音のきれいなこときれいなこと!!決してお世辞ではありませんよ。
 第3ステージはどういうわけだか、出だしの音がなり始めてから涙がとまりませんでした。

 こんなに心動いたのはなぜでしょうか?

 高校生、という若さのパワーがかんどうさせるのか、うん、それもきっとあるかもしれませんが、彼ら彼女らの積み重ねてきたものが、音楽や雰囲気、ムードとなって出ていたからなのでしょう。

 僕は、この高校の醸し出す音楽のムードがきっと好きなのだと思います。
 もちろん、アンサンブルの精度がよかったり、テクニックがすばらしいことも大切です、でも、比較的目に見えやすいこれらの要素を磨き上げることよりも、もっと難しいものがあると感じるのです。今日の高校生たちは、この”もっと難しもの”をいろいろな壁にぶちあたりながら磨いてきたのだと思います。

 心にうかぶ思いをそのまま文章にしてみました。

 今日の演奏を聴かせてくれた皆様に、心をこめてお礼を言いたいと思います。
 ありがとうございました。

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